2015年12月20日

地 底 人

はてな皆様からの質問にお答えしております音符オレンジ
  
  (随分前にオステオパシー教室を修了された方からの質問)
Q、先生、腰痛の施術でL5,4を弛めていましたが治療脈が10分以上経っても
  なかなか終わらない事があるのですが、どうしたらいいのでしょう・・・はてな


A、脈が終わるまで手を離さず続ければいいのですよ。

  皆さん脊椎の練習中も、私が脈が終わるまで手(指)を離してはいけません
  よと、言っているのに2、3分で脈が終わったと言って手を離しています・・・
  それって、脈が終わったのではなく、脈をちゃんと捉えていないのですよ。


  師匠の齋藤先生や、先輩、私でも一か所弛ませるのに5分や10分はかかる
  時があるのに、まだ覚えたての皆さんがどうして2、3分で脈が終わるので
  しょう・・・!?
  

  だから、 齋藤先生は 脈がちゃんと分かるまで4年はかかる とよく言って
  いたのです。
地 底 人

  質問者の方は、脈がなかなか終わらないと感じてきているのですから、
  逆に、本当に脈を感じ取れるようになってきて上達しているのです。
  
  以前、先輩先生はL5、4 弛むまで50分位かかったと言っていました。
  私も先日ヘルニアの施術中、時計を観たら一か所に20分、経っていま
  した。
地 底 人  
こちらの質問してきた方は最初、頭痛で来室されていて、頭痛が治った
頃にオステオパシーに興味を持たれていました。私より随分年上の方
です。
ただ・・最初 私に 
「俺は今まで内地の人間とは相性が悪くて、群馬の人とも嫌な思い出
があるんだよ、先生は群馬の出身だよな・・・」
 とか言っていましたね。

そこで私は、  「あ~良かった・・実は私は地底人なんです、だから
地底出身になります」
  と言いました。

それを聞いてこちらの方、ウケたみたいで大笑いしていました。そして
翌週から患者さんとしてではなく、勉強生として一生懸命、通って
くださいました。
実際 私が産まれたのは群馬県の母の実家ですが、その後育ったのは
神奈川、東京で中米や、インドにも少し住んでいました。
地 底 人

私にとって大切なのは、どこどこの出身とかでなはく、せっかくご縁があって
オステオパシーで体調が回復され、施術の勉強に興味を持たれたのに関係を
終わりにしたくなかったのです。
結果的にこちらの修了生とは今でも良い関係が続いていて、彼はオステオ
パシーを職場で上手に活かして活躍してくださっている・・・
私はそれが嬉しいのです。

*地底=シャンバラの話はまた今度。

  
 
 
 

 

 

 





 
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